フットワークが悪い人がシングルスで勝つための対処法2つ

2017年07月25日 シングルス

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運動音痴で足が遅くても、フットワークの視点を整理することでしっかりとコートリカバーができます。そのコートリカバーができた秘訣をご紹介します。足があまり速くない方でも、この視点を身につけて、シングルスのフットワークを改善しましょう。

運動音痴なのに日本ランキング180位を達成した理由

運動音痴で足が遅くてもコートリカバーができた

私は、小学生の頃は足が遅く、クラスの中でも下から数えたほうがはやいような選手でした。当然テニスを一所懸命行っていたときも、一緒に練習していた仲間の中で遅い方でした。トレーニングなどで、短距離のトレーニングをする時間が嫌だったものです。

そんな私でしたが、シングルスでのフットワークやコートリカバーはかなり良い動きをしていました!ですので、プレースタイルは、打って勝っていく、というよりかは、ただつないでいるわけではありませんが、粘り強く丁寧にラリーをしていくようなプレースタイルで勝っていきました。

ただがむしゃらにコートリカバーをしていたわけではありません。コートリカバーにはあるポイントをおさえることで、足が遅いというデメリットを変えることができます。

足が遅いのにコートリカバーが良くなったきっかけ

足が遅いのに、コートリカバーが良くなったのにはきっかけがありました。

なかなか良い打点に入れなかったりして、『足が遅いからなぁ』という悩みはずっと持っていました。

でも、『足が遅いのは仕方ないから、他にできることはないだろうか』と考え始めた時に、気づいたことがありました!それはコートの幅は数mしかなく、全速力で走ったとしても、数歩分の距離しかない、ということです。

ということは、まっすぐに走る足の速さが遅くとも、何か改善できることがあるはずだ、と思いました。

それでは、ラリーをしていて、自分がボールを打ってから、相手が打ち、そして自分が打つまでの時間をもう少し細かく分けてみましょう。

1.まず自分がボールを打ちます
2.次に自分のボールが相手コートに飛んでいきます
3.そして相手が打ちます
4.相手のボールが自分のコートに飛んできます
5.そして自分がボールを打ちます

という流れに分けることが出来ます。 足が早いか遅いかは、4の時間に該当するわけです。
一方で、ここで2、3の時間はどうでしょうか?もしこの時間を有効活用できたら、4で生じる足が遅いというデメリットを補えるのでは、と考えました。

このように時間を分けて考えてみると、テニスというのは、自分が打ったボールが相手コートに飛び、それが返ってくるまでの時間をいかに有効につかって、自分が良いポジションに動くのかという競技だと言えます。

そのため、2と3の時間、自分のボールが相手コートに飛んでいる時間と、相手が打つ時の時間を有効活用することによって、コートリカバーが改善してくると考えました。

フットワークが悪くても、コートリカバーを良くするためのポイント

ラリーをしている時間を切り分けて考える

それでは、ラリーをしていて、自分がボールを打ってから、相手が打ち、そして自分が打つまでの時間をもう少し細かく分けてみましょう。

1.まず自分がボールを打ちます
2.次に自分のボールが相手コートに飛んでいきます
3.そして相手が打ちます
4.相手のボールが自分のコートに飛んできます
5.そして自分がボールを打ちます
という流れに分けることが出来ます。

足が早いか遅いかは、4の時間に該当するわけです。

一方で、ここで2、3の時間はどうでしょうか?もしこの時間を有効活用できたら、4で生じる足が遅いというデメリットを補えるのでは、と考えました。

このように時間を分けて考えてみると、テニスというのは、自分が打ったボールが相手コートに飛び、それが返ってくるまでの時間をいかに有効につかって、自分が良いポジションに動くのかという競技だと言えます。

そのため、2と3の時間、自分のボールが相手コートに飛んでいる時間と、相手が打つ時の時間を有効活用することによって、コートリカバーが改善してくると考えました。

ポイント①自分のボールが相手コートに飛んでいる時間を有効活用する

自分のボールが相手コートに飛んでいる時、みなさんはどのような意識でいますか?

シングルスでのフットワークが発展途上の方や、コートリカバーに改善点ありと感じている方は、この時間に『自分が打ったボールに気を取られている』方が多いです。

たしかに打ったボールが入るかどうか、あるいは、狙い通りに飛んでいるかどうかはとても気になります。

ですが、飛んでいったボールはもうあなたにはコントロールすることはできません。ラケットからうち放たれた瞬間に、そのボールがどこに飛ぶかは決まってしまうので、飛んだあとにはコントロールすることはできないのです。

ですので、いち早く体勢を立て直し、良いポジションに戻ろうとする意識が大切になってきます。

ポイント②相手が打った瞬間に動き出せるように準備する

今度は相手がボールを打つ時間です。この時間で、いかに素早いスタートを切れるかが次のポイントになってきます。

テニスの動きは、前後左右どこに来るかわかりません。そして相手が打った瞬間には動き出せるように準備をしておく必要があります。

そのためのポイントは、『スプリットステップのタイミングとバランス』にあります。

案外このタイミングやバランスが適当な方が多いです。ですが、このスプリットステップのタイミングが1秒ずれただけで、もうすでにボールはこちらのコートに向かって飛んできてしまいます。

一般的にラリーする時で、片道1秒から2秒くらいで、相手コートからこちらのコートにボールは到達してしまいます。そのうちに1秒ずれるということは、もうそこから動き出しても間に合わないですよね。

もしこのタイミングをドンピシャに合わせられたら、相手コートからこちらにボールが飛んでくる時間をすべて有効に活用することができるわけです。

まとめ

シングルスでフットワークがあまりよくない方のための戦い方や、コートリカバーの注意点について解説してきました。

フットワークが苦手、意識しているけれども改善しない、という方は自分のボールが相手コートに飛んでいる時間を有効に活用すること、そして相手が打った時にすぐに動き出せる体勢を作ること、この2つに注意して取組みましょう!

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