コントロールをレベルアップさせる練習メニューの取組み方|動画

2017年07月25日 練習メニュー

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テニスでボールをコントロールするための大切なポイントは、面の向きをどのようにコントロールするかです。

ボールをコントロールするために、小手先ではなくしっかり振り抜いてボールをコントロールするための練習メニューの取り組み方をご紹介します。意識して取り組むことで、鋭く振り抜いたスイングでボールをコントロールしていくことができます!

どのようにしてボールコントロールをしようとしていますか?

面の方向にボールは飛ぶけれど

皆さんは、ボールをコントロールしようとするときに、どのように注意して取り組まれているでしょうか?
多くの方が、『ラケット面を打ちたい方向に向ける』というかたちで考えていると思います。

さらに実際の試合や練習でのケースを考えてみた時に、普段は振り抜いてスイングができているけれど、いざ本当に狙いたい場所に打とうとすると、振り抜け無くなってしまったりしませんでしょうか?

たしかに、ただ狙いたい場所にボールを飛ばすだけであれば、面の向きを向ければできますが、やはり鋭く振り抜いたスイングでコントロールをすると、ラリーを優位に進められます。

この時に意識していただきたいのが、『どこの力でラケット面をコントロールしようとしているか』というポイントになります!

手先でラケットをコントロールするとスイングが振り抜けなくなる

あなたが、いざボールをきちんとコントロールしようとすると、ラケットが振り抜けなくなる、というお悩みをお持ちでしたら、おそらくあなたはラケットの面を手先の力でコントロールしようとしているのではないでしょうか?

たしかに面の向きにボールが飛ぶので、手先の力でラケット面を作れば、その方向にボールは飛びます。

ここで、スイングの基本を思い出してみましょう。ラケットをスイングしていこうとした時に大事なポイントは、身体が回る力で腕が振り抜かれるようにして、腕や手先の力は出来る限り抜いておくことがポイントでした。

ここであなたがボールをコントロールしようとして、ラケットを手先で動かそうとすると、せっかく身体で生まれた力が、腕の力みが生まれることによって、手打ちになってしまいます。

振り抜いてボールをコントロールするための2つのポイント

1.ラケット面をどこでコントロールするか

では、どのようにすれば、この身体で生まれた力を活かしつつ、ラケット面をコントロールできるのでしょうか?

もちろんラケットの操作というのは、手先・手首の力でも行うことが出来ますが、一方でたとえば二の腕や身体の中心に近い部分を操作して動かすことも可能です。

たとえば、あなたがラケットを持って動かそうとする時に、手首を動かしてラケットを動かすこともできますが、二の腕やもっと腕の根本に近い部分を動かすことによって、ラケットを動かすこともできます。

そして、二の腕や体の中心に近い部分を動かしながら、ラケット面の向きを感じたり、操作することもできるわけです。

身体の中心に近い部分で操作することによって、身体が回った力によって振り抜かれる動きと矛盾することなくラケット面をコントロールすることができます。

2.振り抜きの方向をコントロールする

もう一つのポイントは、振り抜きの方向をコントロールするようにします。どんなに面を打ちたい方向に作っても、その方向にきちんとスイングが振り抜け無くては、スイングの力の方向とボールを飛ばしたい方向がずれてしまいます。

振り抜きの方向を、コントロールしたい方向にすることが大事になってきます!

この時に大事なポイントは、『自然に振り抜かれるようにするためにどうするか』です。

スイングの方向は、ボールの位置と自分の身体の位置によって決まります。ボールに向かってスイングをするのですから、自分の身体に対してボールが変な位置にあったら、どんなに振り抜きたい方向があっても、ボールに向かって振らざるをえません。

ですので、ここでのポイントは、自然にコントロールしたい方向に振り抜けるように、ボールと自分の体の位置の関係を作ることです。

あくまで、振り抜かれる方向は結果であって、その方向に振り抜かれるようにするためのお膳立てをしてあげることが大事になってきます!

コントロールがずれた時に原因を考えながら練習に

これらのポイントをおさえて、コントロールする練習に取り組んでみましょう。コントロールする練習をする際に大切なのは、狙った場所からずれた時に、なぜずれてしまったのか、必ず原因を考えながら取り組むことです。

もしあなたが、狙った場所にボールが飛ばなかったとしたら、必ず何か原因があるはずです。それはボールとの距離かもしれませんし、スイングかもしれません。

何に原因があったかを考えながら取り組み、その悪い原因が無くなるように取り組むことで、コントロールの精度があがっていきます。

まとめ

ボールをコントロールするための練習の取組み方についてご紹介してきました。

ボールをコントロールしようとすると、つい手先でラケットを扱ってしまいがちです。しっかり振り抜いてボールをコントロールできるようになると、ラリーやゲームのクオリティが格段に上がっていきます。

最初は振り抜くのが不安になる方もいらっしゃると思いますが、振り抜きとコントロールを両立させることを意識して練習することで、しっかりできるようになっていきます。

コントロールが少しずつできるようになってきた、という方は、実際にラリーなど、実践に近い形で取り組んでみましょう!

ラリー等の際に注意するポイントや、効果的に上達するための取り組み方については、次の記事も御覧ください!

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