テニスオフでの練習を濃いものにする方法

神奈川県でテニスオフで練習をしている方のために、テニスオフ等で自分たちで練習会とするときに上達するための練習の取り組み方を紹介したいと思います。

オフでよく練習をしている方々はご覧下さい。

 

テニススクールではなくテニスオフでメインの練習

今は、テニススクールではなくテニスオフを練習のメインの場とされている方も多いのではないでしょうか?

 

ただ、オフで練習するときは、相手も初対面の方の場合もあるので、どういった練習をすべきか、悩む方も多いのではないでしょうか?

 

終わってみたら、『練習した気になって』いただけ、なんてことにならないようにしたいものです。

 

テニスオフで練習するときに心がけたいことを解説します。

 

練習したいことの優先順位を決めておく

最初に準備しておきたいのは、あなたが練習したいことの優先順位を決めておきましょう。

今日の練習は、この練習は必ずしたい、この課題は必ず取り組みたい、といった形で優先順位を決めておけば、いざ練習の場で『次何しましょうか?』となったときも、すぐに提案できます。

準備をしておかないと、その場で考えることになり、時間がもったいなくなってしまいます。

 

一つの課題に対していくつかのメニューを考えておく

次に準備しておきたいのは、ある一つの課題を練習するためのメニューとして、いくつかのメニューを用意しておきましょう。

 

というのもテニスオフでは相手も初対面の場合も多く、やりたい練習メニューを伝えたとしても思い通りにできるとは限りません。

 

そんな場合に備えて、たとえば球出しのメニュー、ラリーのメニュー、といった形でいくつかのメニューを準備しておいて、もしあるメニューが出来なかったとしても、きちんと課題に取り組めるようにしておきましょう。

 

練習相手から気づきをもらうことも!

一方で、自分の練習だけでなく、相手の練習メニューからも学べる事があるかもしれません。

自分では思いつかなかった課題への視点やメニューの工夫といったこともあるでしょう。

 

また、練習相手と気づいた点のシェアもすることも良いでしょう。お互いが相手に対して気づいた点や、自分の場合の体験例等を伝え合うことで、今までの自分には無い視点が取り入れられます。

 

ただ、もしも実践される場合には、一方通行にならないようにしましょう。たとえば相手の了解を得てからアドバイスする、シェアの時間を持つ、というかたちにすると良いと思います。

 

スクールやコーチの意味は?

ある程度テニス経験のある方はスクールに行かなくてもテニスオフで練習できるではないか、とお考えの方も多いと思います。

 

たしかにスクールはグループレッスンですし、場合によってはメニューと相手さえいれば、自分たちで公共のコートで練習したほうがコスパが良いと言えるでしょう。

 

しかし、それであなたが成長するための気づきや学びは十分でしょうか?

 

たとえば私の場合、団体戦に出場することを目標にずっと学校内で練習し、部内の相手に勝つことを目標に練習していたことがありました。

 

しかし、いざ団体戦に出てみると、その相手はかなりの格上でそれまで体験したことの無いようなラリーのレベルを求められた。

それまで部内の相手であれば追い込めていたボールがなんなく返ってきたり、思いもよらない精度のボールが返ってきたり、と、自分では良いプレーをしているはずなのに、まったく通用しなかった体験がありました。

 

このように自分で練習環境を設定していくと、自分に都合の良い環境にしてしまいがちです。

 

コーチは必要なのか?

では、コーチの存在というのはどうなのでしょうか?

 

練習でのコーチの役割として、次のような例を考えてみましょう。

 

あなたは、試合でボールを打つときに、もしかしたら失敗をするのでは、という不安を抱えながら打つことはありませんか?

 

もしも経験がある方は、練習においてそのショットを心から『できている』とは信じきれずにいることになります。

 

そのような方は、練習の中で、うまくいったときもあれば、うまくいかなかったときもあり、うまくいかなかったときがあることを自分の中で許容したまま、試合にのぞんでいるのではないでしょうか?

 

自分たちで練習環境を設定すると、どうしても今の自分の意識のレベルや、今の自分の基準に合わせて練習の設定をしてしまいがちです。

しかし、あなたが大切にしたいことは、試合で勝つことのはずです。

 

もしそうであるならば、自分の意識を常に試合で必要とされる基準にセットするために、やはりコーチの存在というのは必要ではないでしょうか?

 

まとめ

今回はテニスオフで練習される際に、密度を濃くする方法と、自分たちで練習を組んでいく際の注意しなければならない点を解説していきました。

どんなやり方にも良い面と悪い面があります。それらをよく理解したうえで、ご自身の成長のために使い分けてまいりましょう!

 

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