とっておきの試合の勝つ方法や勝ち方はある?
試合に出ている方で、なかなか勝てない想いをされている方であれば、『とっておきの試合で勝つ方法や勝ち方』があるのでは、特効薬みたいなものがあるのでは、と想う場面があるのではないでしょうか?
そんな方のために試合で勝つための考え方を解説しました。
とっておきの勝つ方法や勝ち方がある?
試合に出ている方で、なかなか勝てない想いをされている方であれば、『とっておきの試合で勝つ方法や勝ち方』があるのでは、特効薬みたいなものがあるのでは、と想う場面があるのではないでしょうか?
私も選手時代は10年ほど、なかなか勝てない期間がありました。
周囲からは、『もっと勝てていいはずなのにね』という期待の声もあったので、その期間は本当に苦しくて、自分よりも格下だった選手に負けたり、毎回一回戦負けをするたびに、つらい思いをしていました。
特効薬のような試合に勝つ方法や勝ち方があれば、と心の中で探し求めていました。
自分の奥底に有る想いはプレーに表れる
そして、このような『願い』や『期待』を込める意識は試合にも表れていました。
自分の奥底にある想いというのは、プレーにかたちとなって表れてきます。
不安なときは安全策をとったり、つなげるボールが多くなります。
あまり考えられていない時は、色々なミスが生まれます。
そして、特効薬のような試合に勝つ方法や勝ち方があれば、という私の『期待』や『願い』も試合のショットで表れていました。
たとえば、どうしても欲しいポイントでラリーが長く続いた時、『これをあの厳しいところに打てれば決まるのではないか』という期待を込めたショットであったり、
たとえば、相手から追い込まれて劣勢の時に、『一発逆転でこのショットを打てばポイントを取れるのではないか』というショットであったり、
たとえば、少しリードした後に、『このままリードを保って、試合に勝てるのではないか』と思って安全なショットを打ったり、
というかたちで、試合の場面で表れてきました。
勝てていない理由
試合で打っているショットは、どのようなショットでもあなたが考え、決断してそのショットを打っています。
そのため、あなたの想いが形として表れたものがショットとして、プレーとして表れてくるのです。
もしも、『期待』や『願い』を込めてショットを打つ決断をしているとしたら、その『期待』や『願い』を込めている考え方が、失点を招いているわけです。
とっておきの特効薬のような試合に勝つ方法や勝ち方はありません。
もっと細かく言うならば、そのような考え方があなたが勝つことを邪魔しています。
その考え方が、不要なリスクを犯したショット選択したり、不必要に安全なショットを選択したりさせているからです。
逆に言うと、その考え方を手放し、諦めれば、試合に勝つための方法が見えてくるわけです。
腹が座っている選手が勝つ
試合でポイントを取り、勝負に勝つということは、何十本何百本と打ち合いをしたうえに成り立っています。
その一本一本のショットを、自分のできる最大限の選択をしながら積み重ねていくことで、初めてポイントが取れ、そのポイントを積み重ねていくことで試合に勝つことができます。
まずその前提に立ち、一つ一つのショットを改善していくこと、焦らないことを心がけてみましょう。
そして、その薄皮を積み重ねるように取り組むことを覚悟してみましょう。
勝負というのは、結局腹が座っている方が勝ちます。
たとえばラリーが長くなった時、我慢が効かなくなったプレイヤーの方が、早くポイントを決めたいあまり無理なショットを打って自滅するのです。
ですので、相手と一本一本しっかりと打ち合うことを覚悟して取り組んだほうが試合に勝ちますし、それが試合に勝つための方法なのです。
打ち合うことが怖い
もしも、打ち合うことが怖いと感じていたら、それは自分の技術に対して不安があるからでしょう。
私もそうでした。
しかし、その不安や自分の技術的な穴があることも認めましょう。
それをきちんと受け止めた時に、初めてその課題と向き合うことができ、そしてその結果改善していきます。
だから、恐れないでください。
勝ちも負けも含めて楽しむ度量を
ここまで試合に勝つための考え方や勝ち方についてお伝えさせていただきました。
やはりせっかく試合をやるならば勝ちたいものです。
しかし、勝ちも負けも全部ひっくるめて受け止めるような度量の大きさを持った時に、成果結果が大きく表れてきます。
試合をする機会に感謝し、勝ちも負けもひっくるめて楽しみましょう。
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