10年間試合で勝てない体験をしたから分かる勝つための取り組み方

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試合に出ても勝てない経験を10年体験したからこそ、いま試合で勝ててないあなたのために試合で勝つための取り組み方や考えかたを紹介します。

試合でなかなか勝てないうちは、『いつまでこんな日々が続くのだろう』と思ってしまいがちですが、ちょっとしたきっかけで大きく変わります。

 

試合でなかなか勝てないあなたへ

私も同じように試合で勝てませんでした。ジュニア時代から通算すると約10年程、試合に出ていましたが、ずっと同じようなレベルにいました。

 

当時は、試合でもどう戦ったら勝てるのかわかりませんでした。何をすれば勝てるのかわからないので、根拠なく打ってみたり、劣勢になればとにかくつないでみたり、と、思いつきでプレーをしていたのが今ではわかります。

 

では、どんな人が試合で勝てないのでしょうか。

自分の経験を元に、試合で勝てない人の傾向を整理してみます。

 

試合で勝てない人の傾向

自分の経験と、コーチとして教えさせていただいていて、試合で勝てない人にはいくつかの共通の傾向があると感じています。

 

①どうやったらポイントを取れるのか考えていない

まず1つ目は、どうやったらポイントまで結びつくのかが考えられていないケースです。

この場合は、一か八かのショットを打ったと思ったら、急につなぐことを思い立ったり、とプレーに一貫性がありません。

また、どうやったらポイントを取れるかのイメージがないため、ラリーが続いてくればくるほど、いつポイントが取れるのかが不安になり、無理をして打ってしまい、自滅をしてしまいます。

 

②試合で自信を持って使える技術力が練習で養えていない

また、自分の技術力に対する『詰め』が甘いために、試合で自信を持って使えるレベルまで準備できていないケースもよく見受けられます。

 

皆さんは、練習では『できている』と感じるのに、試合ではなかなかできない、と感じることはありませんか?

 

もしもこの原因をメンタル的な部分だと思うのであれば、それは勘違いかもしれません。

 

たとえば、あなたが『できている』と思っている技術は、こんなことはありませんでしょうか?

たとえばセカンドサーブを5球連続入って『できた』と感じているのであれば、

最初に打つときには、3球連続

2回目に打つときには、5球連続

3回目に打つときには、2球連続

4回目に打つときには、1球連続

と言った具合に、『何回かに1回できた』として、『できている』と思っていませんでしょうか?

 

一方で試合では、このうちの最初の3球連続の技術力が現れるかもしれませんし、4回目の1球連続の技術力が現れるかもしれませんし、2回目の5球連続の技術力が現れるかもしれません。

 

本当は試合では、毎回5球連続入る技術力が必要なのにもかかわらず、まだあなたの技術力はそこまで詰めきれていないために、『試合ではできない』と思っていることはありませんでしょうか?

 

では、そんな勝てないと感じている方が、試合で勝てるようになるために、どのようにすればよいのでしょうか?

 

試合でルールを決めてのぞむ

それぞの方によって勝てるようになるための取り組みは異なりますが、もしもここまで書かせていただいたようなことが思い当たるとしたら、次の方法がおすすめです。

 

それは、試合の中での自分が打つショットのルール(どこに打つか)を決めてのぞむようにすることです。

 

最初は、ごくごくシンプルなものにするべきです。

私の場合は、『相手のバック半面にしか打たない』と決めてのぞみました。

 

試合でなかなか勝てない方は、その多くの方が、余計に考えて、余計に迷い、余計に狙い、余計に打っていて、そのことが逆に自滅へと導いています。

 

その選択肢を絞り、余計なことをしないように制限をかけることによって、そのことだけに集中して行うことができ、どうなるとポイントが取れるのか、ということを体感していくことができます。

 

まとめ

今回は試合でなかなか勝てない方へ、その傾向と対策を解説しました。

もしも思い当たる節がある方は、ぜひ実践してみてください。

 

試合で勝てない方の多くが、自分の都合の良いようにルールを曲げていく場合があります。もしもやってみようと思われたら、騙されたと思ってやりきってみてください。

 

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