失敗しない!ジュニアのためのプライベートレッスンの選び方

2018年09月21日 ジュニア

female tennis player on a tennis court holding a tennis racket above her head and celebrating a victory

プライベートレッスン、どのように探していますか?

グループレッスンではなかなか成果が出ない、行き詰まっている、そんなときに選択肢としてあがってくるのが、プライベートレッスンだと思います。

でも果たしてどのように選べば良いのでしょうか?

ジュニア時代に、たくさんのコーチにプライベートレッスンを受けてきた経験から、プライベートレッスンの選び方を解説します。

 

次のように選ぼうとされていませんか?

①プロであった選手、または昔強かった選手にプライベートを習う

まず、思いつくのは、『強い選手』または『強かった選手』に習えば強くなれるのではないか、と思って探すのではありませんでしょうか?
しかし、実際にプロや強かった選手に習ったことがある経験からお伝えすると、一概におすすめできるものではありません。

というのも、テニスの動きというのは、体の動かし方が基本になってきます。力の入れ方や抜き方、動かし方が上手であればあるほど、良い動きができて、強いボールが打てたり、速い動きができるわけです。
そして、いま思う通りに結果が出ていない方は、そのような体の使い方の基本を改善する必要があります。

一方で、私がこれまで接してきた強い選手であったコーチの皆さんは、そういった点ではとてもうまく体を使っていらっしゃいました。ただ、そのうまく使う使い方が、その本人にとっては『当たり前』のことだったので、どうしてできないのか、があまりよくわからないのです。
(もちろん、たまたま私が接した方がそうだったのかもしれません!)

 

②誰々が習っている、誰々があのコーチに習って勝てるようになったらしい

次に思いつかれるのは、口コミで『誰が習っている』とか『誰が習って勝てるようになったらしい』という情報をもとに、そのコーチに習うあターンがあるかもしれません。

ですが、ここでも注意が必要です。

というのも、人それぞれで、今行き詰っているポイントや課題というのは千差万別です。もしかしたら、そのコーチが育てた選手は、たまたま指導内容とその選手のその時の課題が、ちょうど合致していたのかもしれません。

もちろんそのコーチが、それぞれの選手の課題を個別に見抜き、指導内容を変えている場合は別ですが、もしも指導内容の傾向が似ている場合は、特に注意が必要になります。

 

 

では、どのようにプライベートレッスンのコーチを選べば良いのでしょうか?

ジュニアのプライベートレッスンの選び方①
自分の課題が何で、どうやったらよいかをわかりやすく教えてもらえる

まず1つ目は、ジュニア選手の課題が何で、どうやったらそれが改善できるのかがわかりやすく教えてもらえることです。もちろんテニスは動きが関係することなので、感覚的な部分があることも確かです。ですが、ある程度論理立てで説明できるものでもあります。

これまでの試合で課題だと感じていたことや、弱点だと思っている点は、なぜそれがそうなっているのか、どうやったら改善できるのかをぜひ聞いてみてください。それに対する答えが曖昧であったりするものであった場合は、よく検討する必要があるかもしれません。

ジュニアのプライベートレッスンの選び方②
一方的にアドバイスを言うだけでなく対話でレッスンが行われている

動きを改善していったり、取り組み方を改善していくためには、取り組んでいる本人がどのような感覚なのか、理解できているのか、納得できているのか、どういう気持なのか、といったことを共有しながら、いかに本人が頭と体で理解し、実践できていくかが大事です。そのためには、一方的にアドバイスを伝えているだけでは改善は難しいでしょう。
ジュニア本人と対話を行いながら、本人が理解できる言葉で説明し、動きで実感できるようにレッスンが行われているかどうかが大事です。

ジュニアのプライベートレッスンの選び方③
実際に打ち方の違いが実感でき、取り組み方がわかる

実際にプライベートレッスンを受けてみて、動きや打ち方等において、『違い』が実感できているかどうかを確かめてみてください。もちろんそんなに簡単にすぐに結果が出るものでもない場合もありますが、少なくともコーチとしては一回一回のレッスンで『違い』を生み出すことがコーチの仕事のはずであって、一回一回のレッスンにおいて『違い』が生まれるようにできる限りのことをするべきものだと思います。
だからこそ、プライベートレッスンにおいて、違いが感じれるかどうか、この点を注目してみましょう。そしてさらには、その『違い』を、普段の練習でも自分で実践できるように、どのように取り組めばよいかも教えてもらえるかどうかも確認してみましょう。

ジュニアのプライベートレッスンの選び方④
日々の練習への取り組み方や意識を教えてもらえる

改善方法が理解できたとしても、それを実践する『意識』が浅ければ意味がありません。ジュニアが成長し、試合で勝てるようになるためには、毎回の練習や試合でどのように取り組んでいくのか、という意識にまで働きかける必要があります。

この『意識』さえきちんと保てれば、グループレッスンでも自分の目的意識を持って練習し、自分の課題を意識しながら取り組み、振り返り、改善していくクセがつきます。

たとえば、一球一球のボールに対してどのような意識で取り組んでいるのか、何を意図してそのボールを打ち、その結果をどう振り返っているのか、といった部分をどのくらいのレベルで考えているかが、試合の結果につながっていきます。

 

もしも、ジュニアのレベルアップにお悩みの方がいらっしゃいましたら、GROWTHプライベートレッスンもご検討ください。

GROWTHプライベートレッスンの特徴

①テニスの要素、勝つために必要なパズルのピースが理解できる。

GROWTHプライベートレッスンは、テニスで必要な要素を分解し、段階的にレベルアップしていく仕組みになっています。バイオメカニクスの考え方をベースにした的確に体を動かす方法や、打点に入るための必要な要素、戦略論をベースにしたラリーを支配するための展開の作り方、心理学をベースにしたゲームを優位に進めるための心構えを、それぞれわかりやすく細かく整理して理解できるので、自分が勝つために何が必要かがきちんと理解できます。

②やるべきことがステップで理解できるから迷いが無い。

テニスに必要な要素を理解した上で、自分自身が今何をするべきかがわかるので、迷いがなく練習に取り組むことができます。今やるべきことが明確になり、練習に対する集中力があがります。

③レッスンの場で、『違い』が実感でき、『違い』を生み出すための取り組み方がわかる

レッスンの場で、動きの違いや取り組み方の違いが明確にわかるまでやります。そのうえで、その違いを生み出すために、どのように取り組めば良いのかも理解できるようになるので、普段の練習の場でどのようにすれば実現できるのかも理解できます。

④日々の練習メニューで意識すべきことをサポート

自分のやるべきことが明確になったら、普段の練習でそれをどう意識すべきかをサポートします。同じ練習でも、ただ漫然と取り組んでいるのと、改善すべきことを意識して取り組むのでは、成果が大きく異なってきます。意識すべきことが明確になることで、練習での成長度が変わってきます。実際に普段のレッスンで行っている練習メニューをヒアリングし、どのメニューに対して何をどのように意識すべきかをお伝えします。

⑤取り組み状況をノートでシェアしていただくことでつまづきポイントを一緒にクリア

日々の取組状況をノートでシェアいただくことで、課題に対してつまづいたり、立ち止まった時に、一緒に考えて乗り越える方法を考えるので、考える力が身につくと同時に、課題を突破していく力が身につきます。

⑥改善したことが明確になっていくので自信になる

やるべきことがステップになっているので、改善すると、できるようになったことを明確に理解することができます。そのため「できなかったこと」が「できるようになった」自信が培えます。

 

【指導実績】

愛知県ジュニアランキング 14歳以下男子 2021年6月100位→2022年6月15位

神奈川県ジュニアランキング 16歳以下女子 2021年6月980位→2022年6月608位

東京都ジュニアランキング 14歳以下女子 2021年6月290位→2022年6月120位

全日本ベテランランキング 50歳以上男子 2017年250位→2022年69位

●練習・取り組みプランの作成

現在の課題を整理し、目標に対して何をどのように取り組んだら良いか、整理します。
<練習・取り組みプラン例>

 

 

 

 

●今のスクールや部活での練習の取り組み方をサポート

今所属しているスクールや部活での練習メニューをヒアリングし、それぞれの練習メニューに対して、何をどう意識して取り組めばよいかサポートします。

●日々の取り組み内容を練習ノートに落とし込み

さらに、日々取り組む内容をオリジナル練習ノートに落とし込みます。そのノートをつけていただくことで、自然に今取り組むべきことに意識が向き、自分で考える習慣がつきます。
<オリジナル練習ノート例(記載内容はマスキングしております。>

 

GROWTHプライベートレッスンの料金・実施場所

プライベートレッスン実施場所:横浜市内のテニスコート
※現在スケジュールの関係でご指定のコートまでお伺いすることがかなり難しくなっておりますため、原則としてこちらの指定したコートでのレッスンとさせていただきます。
料金:1万2千円(税抜、1時間あたり、コート代別途)

※現在レッスン対応時間が限られてきているため、ただいま限定3名のみ、新規のプライベートレッスンの受講希望者を募集します。

お申し込み方法

メールフォームまたはLINEにてご希望の曜日や時間帯をご連絡下さい。プライベートレッスン場所は横浜市内のコートでお願いをしております。

プライベートレッスンの対応可能時間:ご都合に合わせて対応いたします。お問合わせ下さい。

メールお問合せ

LINE問い合わせ

南部 幹雄(なんぶみきお)
コーチ・プロフィール

 

1979年生まれ

 

小学4年生からテニスをはじめ、中学校から本格的に受講。

 

都内のテニススクールでアカデミーコースに受講しながら、著名なコーチの噂を聞いてはプライベートレッスンを受講する。

 

大学入学後は、テニス部に所属し、大学時代に関東学生、JOP180位を達成。

<実績>

・2001年~2005年 慶應義塾大学體育會庭球部 女子ヘッドコーチ
・2005年~2006年 高知中央高等学校 ヘッドコーチ(高知県大会優勝選手を指導)
・2006年~2010年 麻生ウイングローバルテニスアカデミー ヘッドコーチ
・2006年~2009年 東京女子体育大学テニス部コーチ
・2009年~2013年 慶応義塾志木高等学校テニス部コーチ(ジュニア時代に無名の選手が多数を占める中、団体戦で県大会ベスト8を達成)
・オリジナルコーチとして、全日本出場選手、JOP100位台選手の8歳~15歳までの指導を実施
・同時に、テニスノートの書き方にも力を入れている

<経歴>

・2001年 慶應義塾大学環境情報学部を卒業
・2001年 慶應義塾大学大学院政策メディア研究科入学 大学・大学院ではコミュニケーション心理学などを専攻し、利害の対立するコミュニケーションにおける合意形成の方法等を研究。
・2003年 慶應義塾大学政策メディア研究科 修了、株式会社電通パブリックリレーションズ入社
・2005年 同社を退職し、株式会社スポーツネットワークアンドクリエイションズを共同設立し、取締役に就任
・テニススクール10拠点を運営、その他にインバウンド事業・アパレル事業・飲食事業も運営。
・2014年 同社を退社、合同会社wakkaを設立し、同社代表に就任 「人のパフォーマンスと可能性を最大限引き出す」ことをライフワークにコーチング業務に従事。NLP(神経言語プログラミング)プラクティショナー、東洋における帝王学としての東洋哲理体系、禅思想から独自のコーチングメソッドを確立する。

NLPプラクティショナー認定

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