シングルスの練習を戦略的に組み立てていくための4ステップ

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シングルスを戦略的に戦うためには、試合で実際に使える技術力を身につけ、戦術をものにしていかなければなりません。

 

今回はそのためのステップを4ステップに整理し、戦略的に戦っていくための方法を解説しました。

 

ただ一所懸命練習していた

 

この記事をお読みになられている方々は、きっと一所懸命練習に取り組んで試合に勝とうとしている方が多いことでしょう。

 

私ももれなくその一人でした。

 

とにかく一所懸命に練習していました。

 

学生時代には、朝から晩まで練習し、とにかくできる限りの時間を費やしていました。

 

しかし、それでもシングルスでは勝てませんでした。

 

試合で勝つために大切なポイントがいくつかありましたが、そのうちの一つが戦略・戦術でした。

 

しかもただの戦略・戦術ではなく、試合で本当に自分が使える戦術を戦略的に練習していくことが大切でした。

 

このあたりについては、コラム0030に書いているので、そちらをぜひ御覧ください。

 

今回はシングルスで勝つために、どのように戦略的に取り組めばよいのか、解説していきましょう。

 

戦術が前提となった練習をしてこそ試合のための練習

 

まず、戦略について解説する前に、もし『戦略』と『戦術』の違いについてや、戦術の考えかたについての記事をまだお読みでない方は、0031をお読みください。

 

戦術について明確になってきた方は、今度はその戦術を試合の中で実践できるようにするために、練習をいかに戦略的に行うかが大切なポイントとなります。

 

『できないこと』をできるようにしたり、『できること』をいかに伸ばしていくか、という部分を考えて、時間やメニューの目標設定をしていく、という部分です。

 

それでは、練習を戦略的に組み立ててシングルスの試合で勝っていくための4ステップを解説しましょう。

 

①基本練習

 

まずは基本練習になります。打ち方やフォーム、体の使い方にフォーカスした練習方法です。

 

簡単な手出しのボールを、打ちたい場所に打ちたいスピードと回転量と軌道で打てているかどうか、を練習するステップになります。

 

たとえば戦術で組み立てたショットの一つ一つを切り出し、簡単な手出しのボールを戦術でイメージしたボールが毎回打てるかどうかを確認しましょう。

 

このときのポイントは、時々できるようにするのではなく、毎回連続でできるようにするまで技術的な精度を高めるのがポイントです。

 

②動きのあるドリル練習

 

シングルスで勝つために練習を戦略的に組み立てるための次のステップは、動きのあるドリル練習になります。

 

ラケットで予めどこに来るかが指定されているような練習ですね。

 

たとえば私がよく取り組んでいたのは、

 

・回り込みフォアハンドを逆クロスへ

 

・回り込みフォアハンドを逆クロスへ

 

・回り込みフォアハンドをワイドの厳しい場所の逆クロスへ

 

・回り込みフォアハンドをストレートへ

 

というドリル練習を行っていました。

 

この動きのあるドリル練習は、自分の場所には来ないボールに対して、きちんと打点に入って狙った場所に打てているかどうかを確認する練習になります。

 

さらに実戦に近づけるには、上記のドリル練習の応用として、回り込みフォアハンドのボールを出してもらう中で、時折ランダムにフォア側に厳しいボールを出してもらう、というようなこともしました。

 

これは、回り込みフォアハンドの逆クロスショットをもしも相手がストレートに打たれた場合の対応を練習するためのものでした。

 

戦術としての自分の戦い方が明確になってくると、その戦術がうまくいかない場合はどのようなケースなのかが見えてくるので、それに対して戦略的に準備しておくことも可能になります。

 

③ラリー練習

 

シングルスで勝つために練習を戦略的に組み立てるための3ステップ目は、ラリー練習です。

 

ラリーは相手がいるものなので、いつどのようにボールが飛んでくるかはわかりません。

 

そのために、『状況判断とショットの選択』が鍵になってきます。

 

様々な状況に対して、自分の展開したい戦術を実行するために、どのようなショットを選んでいくか、最も適切な判断と選択をできているかどうかを、確かめながら実践していきます。

 

④実戦練習

 

シングルスで勝つために練習を戦略的に組み立てるための3ステップ目は、実戦練習です。

 

最後は、ポイントをかけた実戦の中でここまで戦略的に練習してきた戦術内容を実践していきます。

 

たとえば、ポイントの流れのなかでどのような戦術を選択するべきか、といった選択もあるでしょう。

 

たとえば私がポイントの流れの中で意識していたことは、大切なポイント、特に落としたくないポイントでは、ファーストサーブでも回転を多めでかなり確実性を重視して打ったり、一方で40-0などのかなり優位な場面ではダブルファースト等で思い切ってトライしました。

 

このようにポイント等の実戦練習では、場面場面で最適な戦術は何かを実践し、確かめて、改善していくことができます。

 

まとめ

 

シングルスの試合で勝つための戦略や戦術の考えかたを解説してきました。

 

最も大切なことは、あなたにとって最適な戦略・戦術は、あなたの今の技術力を踏まえて練り上げていく必要があります。

 

そのため、どこかに答えがあるのではなく、自分の中で答えを作り上げていくような作業になります。

 

ぜひ今自分の技術力を客観的に眺め、あなたの実力を最大限に発揮できるよう、戦略的に取り組んでみてください。

 

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